… 2010年12月20日
断捨離と仏舎利・古代文字
今年話題の言葉 断・捨・離
漢字一文字づつ読んだだけでも意味が良く理解できますね、漢字パワー!
断捨離
NHKクローズアップ現代「断捨離(だんしゃり)」人生の大そうじをする人々
ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用、不要なモノを断ち、捨てることで、モノへの執着から離れる。「断捨離(だんしゃり)」人生の大そうじをする人々
仏舎利
仏・聖者・善行を積んだ人の遺骨。特に、釈迦(シヤカ)の遺骨
【おまけ】銀シャリ・・・〔俗語〕白い米つぶ。米。また、米の飯。特に、すし屋でいう語
仏陀または聖者の遺骨に色・形が似ていることから出た言葉。
日本人の発想はスゴイ。
断捨離と仏舎利、言葉の響きが似ていて整理整頓出来る人は偉人だと思う。
漢字の古代文字解釈
【断】・[会意]機にかけている糸の断絶した形と斤[象形]おのの形。切断
【舎】・[会意]和大きな把手のある針で祝詞を納めた器の口(さい)を突き刺し、その呪能を廃する意で、すてる意があり、【捨】・[形声]の初文。
【離】・〔形声〕隹(とり)がとりもちにかかる意。これを離す意味
【仏】・[形声]旧字は佛に作り、弗(ふつ)は[象形]縦の木二三本をつかね、縄でまきつけた形。曲直のあるものを強くたばねること。佛は、ほのかにして定まらぬさまをいう。
【利】・[会意]禾(か)+刀。利は刀を以て禾穀を刈るので鋭利の意があり、収穫を得るので利得の意がある